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妊娠すると、黄体ホルモン(プロゲステロン)という
女性ホルモンが胎盤や卵巣の黄体から
分泌されるようになります。

黄体ホルモンは妊娠を維持する為のホルモンですから、
妊娠中には不可欠なホルモンです。

しかし、黄体ホルモンは皮脂の分泌を促しますから、
同時に吹き出物も出やすくなってしまうんですね。
ですから、妊娠するまでは
にきびや吹き出物が出来たことのない方でも
にきびが出やすくなってしまいます。



妊娠中は特殊

上記のこと意外にも、妊娠中には嗜好(しこう)に変化がありますから
甘いものをつい食べすぎてしまったり肌が敏感になったりなど、
吹き出物が出やすくなってしまうことがあるんです。

出産までに治る場合がほとんど

妊娠によるホルモンバランスの変化の結果、できてしまう吹き出物。
ほとんどの場合、出産までには治ってしまいます。

吹き出物が気になるという方は多いのですが、妊娠中はビタミン剤や塗り薬を使用できません。

ですから、妊娠中の吹き出物に対しては、
できることだけ行って後は出産を終えるまで我慢するしかないようです。

◆妊娠中の吹き出物の対処法

・敏感肌用の基礎化粧品を使う
・ファンデーションをなるべく使わない
・甘いものを控える
・夜ふかしをしない
・洗顔を丁寧に行う

※思春期のにきびのように、
過剰な皮脂分泌が原因で起こる吹き出物ではありませんから、
脱脂力の強いにきび専用のスキンケアを行わないようにしましょう。

保湿力の高い化粧水や美容液でケアをしてあげていると、多少は改善が見られると思います。



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